2017年10月23日月曜日

2017年度 第2回関西学生フォーラム開催および報告者募集のご案内



日本スポーツ社会学会会員 各位


関西学生フォーラム世話人 小丸  超
水出 幸輝
佐藤 彰宣

2017年度第2回関西学生フォーラム開催および報告者募集のご案内

謹啓

 秋冷の候、皆様方におかれましてはますます御健勝のことと存じます。日頃より日本スポーツ社会学会関西学生フォーラムの活動にご支援、ご協力をいただき感謝申し上げます。
 さて、日本スポーツ社会学会関西学生フォーラムでは、下記のとおり個人研究報告会を開催いたします。ご多忙のところ恐縮ですが、お一人でも多くの皆様方にご出席いただけますと幸いです。なお、研究報告のお申し込みにつきましては、必要事項を明記のうえ、下記問い合わせ先までメールにてご連絡くださいますようお願い申し上げます。
 何卒、よろしくお願い申し上げます。

 敬白


      日 時:2018年1月28日(日)14:00~(予定)
      会 場:関西大学梅田キャンパス
            (阪急梅田駅茶屋町側から徒歩5分)  
      内 容:①個人研究報告会
            (1人あたり25分報告+15分討論を予定)
            ②会議
            (2017年度学会大会「学生フォーラム企画」の打ち合わせ等)
            ③懇親会
      報告申込締め切り:2017年12月31日(日)


※報告希望者は「氏名・所属・演題」を明記の上、下記アドレスまでご連絡ください。

問い合わせ先:aknbsato386@gmail.com(立命館大学:佐藤彰宣)



2017年10月9日月曜日

研究委員会 第2回公開セミナーのご案内


タイトル
学術講演会「2012年ロンドンオリンピックのレガシー:ジェンダーの視点から」

演 者
Dr Carol A. Osborne(Leeds Beckett University)
英国スポーツ史学会理事、編著にWomen in Sports History(Routledge, 2011年)

演 題
Looking back to look forwards: Women in the 2012 Olympic Games from
historical perspective
(スポーツの過去・未来:2012年ロンドン五輪で女性アスリートが示したもの、遺したもの)

日 時
2017年12月1日(金)18:00−19:30(17:30開場)

場 所
日本女子大学 新泉山館2階会議室1-2(目白キャンパス)
http://www.jwu.ac.jp/unv/about/building/campusmap.html

概 要
 2012年オリンピック大会は、世界最大のスポーツ大会における女性の参加という点で一つの頂点となった、といって間違い無いだろう。つまり、26のスポーツ種目全てに女性の代表選手が出場し、そして204参加国それぞれが女性選手を派遣した初の大会だったのである。同様に、開催国である英国にとってもオリンピック大会は、代表であるチームGBの活躍を通じて、スポーツにおける女性が進歩向上したという「良い知らせ」、物語を提供した。国内メデイアで話題になる3人の女性選手、ジェシカ・エニス、ニコラ・アダムス、エリー・シモンズについて言えば、彼女たちがいかにスポーツのパフォーマンスで若者たちにやる気を起こさせたかが強調され、それゆえ21世紀には女性はスポーツで何がを成し遂げることができるということを至るところで人々に伝えたのであった。しかし、この3人は大変異なった理由で人々に勇気を与える人物であったといえよう。とりわけ歴史家からみれば、彼女らは興味深い連続性を表象していると解釈されうる。しかし、またスポーツにおける女性や女性のオリンピック大会参加に対する態度の多くの変化を表象していると解釈されるのである。実際、オリンピックの歴史の初期へと時計の針を戻して見よう。誰もスポーツウーマンの注目度が男性のそれと同じとなったり、大衆から多くの祝福を得るようになる、とは予測できなかった。本報告では、私自身のテレビ放送されたオリンピックスポーツを「見る」という初めての体験、IOCが発行した報告書、英国新聞の記事や自叙伝や伝記ついて触れながら、歴史的な先例、挑戦、助力について検討する予定である。それは、エニス、アダムス、シモンズをスポーツ界で国内的、国際的に支持される立場へと引き上げたものなのである。

入場参加無料
本学術講演会は科研費(課題番号15K01607;研究代表者 大沼義彦)の助成を受け、実施されます。

問い合わせ先
日本女子大学人間社会学部現代社会学科 大沼義彦 oonumay@fc.jwu.ac.jp

共催
日本スポーツ社会学会研究委員会


2017年10月6日金曜日

研究委員会企画 第 1 回公開セミナー


⟰ タイトル
先端科学技術とスポーツ・社会:スマートウェアによるモニタリングの現状と展望」

⟰ 演  者
塩 澤 成 弘 (立命館大学スポーツ健康科学部・准教授)

⟰ 日  時
2017 年 10 月 7 日(土)13:00~15:30

⟰ 会  場
立命館大学 大阪いばらきキャンパス B 棟 B275 教室
 http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/oic/

⟰ 概要
 近年、国際競技力の向上や国民の健康保持増進のための運動・スポーツ習慣づくり、スポ ーツの「高潔さ」を保守するためのドーピングチェックの強化などの取り組みがますます盛んにな っている。その際、科学やテクノロジーは、人びとの「生」をモニタリングし、スポーツ経験や生活習慣を「改良」する手段として重要な働きを期待されている。
 そこで今回は、スポーツ科学や最先端 技術の現状と展望について理解を深めるための研究会を開催する。