日本スポーツ社会学会会員、学生会員の皆様におかれましては益々ご活躍のことと存じます。
さて日本スポーツ社会学会研究委員会では、2011-2012年度、新しい体制で進めることになりました。できる限り努めたいと存じますので何卒宜しくお願い申し上げます。
そこで今年度から2年間、研究課題を2課題設定して、課題に即した研究報告を会員、学生会員から募り、定例研究会でご報告いただくとともに、学会大会(次回:第21回学会大会、熊本大学、2012年3月18日・19日)時に2課題の「課題研究シンポジウム」を展開し、研究活動の活性化を図ろうと考えております。
第1の課題は、「スポーツと教育」です。学校運動部、学校体育、総合型地域スポーツクラブ、地域スポーツ、競技スポーツ等、スポーツと教育をめぐる問題は多様であり、スポーツ社会学会の大きなテーマとなってきました。
第2の課題は、「政治とスポーツ」です。2011年6月17日、スポーツ基本法が成立、6月24日公布されました。1961年「スポーツ振興法」の成立から50年目のことです。わが国のスポーツの転換点ともいえます。関連して、スポーツ振興基本計画、スポーツ立国戦略、スポーツ庁構想、新しい公共、オリンピックの招致など、スポーツ界をめぐる動きは、政治の動きと連動して活発化しています。政治とスポーツの関係は、益々、複雑化、輻輳化し、政治におけるスポーツの利用、スポーツにおける政治の利用、スポーツの権力性、権力としてのスポーツ、国際政治とスポーツ等をめぐり、政治とスポーツは大きなテーマになっています。
つきましては、以上の2課題に対し、下記要領にて、研究委員会定例研究会での発表者を公募します。上記課題に興味・関心をお持ちの学会員、学生会員の皆様方、ふるってご応募いただければ幸いです。
1.募集テーマ
「スポーツと教育」「政治とスポーツ」
2.定例研究会の開催日程と募集課題
1)第1回定例研究会
場所:成蹊大学
募集課題:「スポーツと教育」
場所:立教大学
募集課題:「政治とスポーツ」
2.定例研究会での発表申し込みについて
1)発表申し込みの締め切り
「スポーツと教育」2011年 10月31日(月)17:00厳守
「政治とスポーツ」2011年 11月21日(月)17:00厳守
2)発表申し込みフォーマット
別紙の定例研究会課題報告抄録用紙をダウンロードし、A4 1枚で抄録を作成ください。
その後、その抄録をメールにて以下の宛先に送付ください。