日本スポーツ社会学会 第19回 岩手大会の企画のご案内
3月28日(日)14:10~15:10 実行委員会企画 特別講演 (60分)
テーマ: 「ドイツにおける地域のスポーツ政策について」
※予定されていました、クリストフ・ブロイヤー教授は、奥様の急病により、急遽来日できなくなりました。そのため、「特別講演」の講師が、ロルフ・マイアー氏(ケルンスポーツ大学スポーツ経済研究所主任研究員)に変更になりました。
講演者 Rolf Meier氏(ロルフ・マイアー氏)
ケルンスポーツ大学スポーツ経済研究所主任研究員
現在はクリストフ・ブロイヤー教授のプロジェクトチームに所属し、地域スポーツ政策に関する調査研究を行っている。また、この20年間、ケルンスポーツ大学が実施した様々なプロジェクトに参加しており、特にドイツのスポーツクラブやスポーツ振興政策に関する調査研究を担当している。15年前よりケルン市のスポーツ政策アドバイザーを兼務。今回の講演では、ミュンヘンなどの事例も取り上げながら、ドイツの地域スポーツ政策について紹介したい。
3月28日(日)15:20~17:20 研究委員会企画 シンポジウム (120分)
テーマ: 「メディアスポーツの現状と課題」
メディアスポーツといえば、オリンピックやW杯といったメガイベントのもたらす政治的文化的インパクト、さらには、メディアとスポーツとスポンサーというトライアングルが生み出す巨大なビジネスに大きな注目が集まり、そうした社会的インパクトやビジネスの分析に一定の成果が上がっている。
今回のシンポでは、そうした従来の視点をややずらし、メディアの現場の人々にとってのスポーツとは何かを経験的に語っていただくことによって、メディアスポーツの言説を生み出す過程についての理解を深めたい。
登壇者の元NHKアナウンサーの山本浩さんには、現役時代を振り返り、スポーツ中継の「語り」について現場の視点を提供していただく。朝日新聞運動部編集委員の中小路徹さんには、過渡的状況にある新聞メディアのスポーツ報道の模索と課題をインターネットとの関わりにおいて語っていただく。東北放送テレビ制作部長の草苅裕之さんには、地元仙台の二つのプロスポーツをローカルメディアとして支えていく立場、あるいは支えられている立場からの苦労や課題を語っていただく。
シンポジスト:
1) 山本 浩(法政大学)「放送の現場から スポーツ中継は何を語るのか」
2) 中小路徹(朝日新聞)「新聞の現場から 変革期のスポーツジャーナリズム」
3) 草苅裕之(東北放送)「ローカルメディアの現場から スポーツの地域への貢献」
コメンテーター:リー・トンプソン(早稲田大学)
司会:甲斐健人(奈良女子大学)
3月29日(月)13:30~15:00 韓国スポーツ社会学会との学術交流企画 講演 (90分)
テーマ: 「韓国におけるスポーツ政策の展開と課題(仮)」
コメンテーター: 山下高行(立命館大学コリア研究センター副センター長)
司会者: 海老島 均(びわこ成蹊スポーツ大学教授)
講演者: 朴ヨンオク先生(体育科学研究院政策開発研究室室長、韓国スポーツ社会学会理事)
多くの方々のご参加をお待ちしております。
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